世界的高級リゾートが集結、ニセコのラグジュアリーリゾート化について

すっかり観光業が元気をなくしているコロナ禍の日本。
その中でも、インバウンドブームから引き続き、世界から注目を集め続けている地域として挙がるのが、北海道・ニセコ地域です。

特にここ数年、既に高級リゾート化が進んでいるニセコの中でも、いわゆる世界的ラグジュアリーリゾートが完成、あるいは1〜2年後に完成するという案件も多々あり、一体いつ何ができるのかがよくわからなくなるほどです。

ということで、注目のニセコのラグジュアリーリゾートをまとめてみました。

・パークハイアットニセコHANAZONO(2020年1月開業)

ニセコのスキーゲレンデの一番東側の花園のゲレンデサイドに完成したのが、パークハイアットニセコHANAZONO。
全100室のホテル棟と80室以上のレジデンス棟からなる高級リゾート。客室は65平米から。
札幌の3つ星レストランとして有名な「モリエール」が入るなどのこだわり。
あた甘いもの好きな私として見逃せないのが北海道で唯一「ピエールエルメ」のスイーツが楽しめることですね(泊まらなくても普通にカフェ遣いでもOK)。


https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-niseko-hanazono/ctsph

2020年10月訪問時撮影 左手前のレジデンス棟は一部外構工事中でした。
ラウンジでピエールエルメのスイーツがいただけます。
通常客室(ツインベットルーム客室) 2名には充分の広さです。

・東山ニセコビレッジ リッツカールトン リザーブ(2020年12月開業)

続いて昨年2020年末にオープンしたのが、東山のニセコビレッジ内に位置する
「東山ニセコビレッジ リッツカールトン リザーブ」。
こちらは全50室の客室、52平米から。
ヒルトンニセコビレッジやカサラニセコビレッジなどを擁するニセコビレッジを運営する、マレーシア系のYTLホテルズによる開発。
そのせいなのか、Marriott Bonvoy には不参加とのことで要注意。


https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/higashiyama

・ニュー ワールド ラ プルーム ニセコ リゾート(2023年開業予定)

続いては、香港が世界に展開する「ローズウッドホテル」グループがニセコエリアで建設中のホテル、「ニュー ワールド ラ プルーム ニセコ リゾート」。
客室数は224室という大型リゾートとなる見込みで、上層階の10階にプールや屋内・露天の温泉を設けるとのことで、どのようなリゾートになるか期待です。インフィニティプールとか、いかにもで好きですよね。
場所はニセコビレッジから若干アンヌプリゲレンデ側の森林とのことです。

イメージ PR TIME プレスリリースより

https://nwlaplumeresort.com/jp/

・アマン ニセコ(2023年開業予定)

そして世界的ラグジュアリーリゾートの真打ちとも言えるアマングループが計画中なのが、「アマン ニセコ」。
こちらはニセコエリアの一番西側の藻岩地区に位置。30室の客室の31棟のレジデンスからなるとのこと。ちなみにレジデンスはなんと分譲価格1棟20億円という記事も。

個人的には死ぬまでに何とか一度泊まってみたいリゾート。還暦祝い??

https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-niseko

その他のリゾート

以上、今回は主要な4リゾートを上げさせていただきましたが、そのほかにも、

・SETSU NISEKO・・ニセコひらふの一等地で開発中のシンガポール資本のリゾート。2021開業予定
・アマリニセコ・・タイ各地で展開するリゾートホテルグループ

などもあり、コロナ後のハイクラス層のニーズを満たす、日本随一のリゾートへの変貌と、それに合わせての北海道への注目に期待したいところです。

まあ個人的にはお財布的にも、ノーザンアンヌプリさん甘露の森さんでもう充分なのですが(笑)。